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※この記事は7分程度で読めます。

 

先日、兵庫県警による子どものインターネット利用に関するサイバー防犯講習会がありました。

要約すると

  • スマホ以外でもネットはできるし、子どもはみんなネットを使ってますよ
  • ネットやアプリ利用には数え切れないリスクが潜んでますよ
  • ショップで「Wi-Fiでも効くフィルタリングをしてください」が合言葉

という内容でした。

 

んー、まぁそうですね

概ね同意です。

私自身が子どものネット利用に関して明確な答えを持っていませんので、これという答えを提示はできません。

あえて挙げるなら、Microsftのビル・ゲイツやAppleのスティーブ・ジョブズが自身の子どもに対して、

パソコンやスマホの利用禁止もしくは厳しい時間制限をしていたという事実がありますので、

「子どもの自由にさせる必要はないかな」という程度の認識です。

 

さて本エントリーの主題ですが、子どもがインターネットを利用することについて、どんな「ネット世界」があるのかという話です。

ネットにおいては子どもも大人も区別はないので、基本的には子どもに限った話ではないのですが笑

 

 

world

❏3つの世界

  • 知り合いというコミュニティ
  • 世界というコミュニティ
  • 知的財産というモノ

 

これらによってネット世界が形成されています。

1つずつ説明します。

【知り合いというコミュニティ】

これはリアルでの友達やネットで知り合った友達などの限られた交友関係を示します。

LINEでやりとりするのはこの範囲ですし、Facebookの友達やTwitterの相互フォローないしはカギ付き投稿の閲覧許可者ですね。

 

【世界というコミュニティ】

ネットユーザー全てです。知り合い含め、ネットを使う人はみな「いちユーザー」であり、フラットな関係にあります。

Twitterでカギを掛けずに使えば、世界中の人にツイートが見られます。Twitterのようにアカウントがなくても、「匿名」として世界と繋がることが可能です。

 

【知的財産というモノ】

デジタルでは簡単にモノを作り、世に発信することができます。時として個人やアカウント以上にモノ単体が大きな力を得ることがあります。

コンテンツとも言ったりしますね。コンテンツは文章、イラスト、写真、動画、、などなど様々な形態がありますが、ネット上にあるほぼ全てのモノに知的財産権という法律が関わってきます

 

 

つまり、

ネットはヒトとモノで成り立っているんですね。

リアルと決定的に違うのは、「目に見えないものは無い(全てデータとして存在する)」と「自然なものは無い(全てヒトが作ったモノ)」の2点です。

 

 

 

merit

❏それぞれのメリット・デメリット

それぞれのメリット・デメリットを知ることで利用価値は見えてくるのではないでしょうか。

今回は子どものネット利用についてですので、子どもにとってのメリット・デメリットを述べます。ついでに関連する法律も。

 

【知り合いというコミュニティ】

メリット:いつでもどこでも繋がれる→より密なコミュニケーションが可能。

デメリット:ネットいじめ→大人が見つけづらい。LINEで話がやめられない止まらない→勉強や睡眠の支障に。

関係する法律:恐喝、名誉毀損など

 

【世界というコミュニティ】

メリット:様々な情報をゲットできる→興味を深堀りでき、世界が広げられる。

デメリット:不用意な投稿も見つけられる→プライバシー問題、炎上へ発展する可能性。不用意な出会い→性的犯罪の可能性も。

関係する法律:児童ポルノ、威力業務妨害など

 

【知的財産というモノ】

メリット:コストかけずに様々な表現をすることができる→年齢や金銭面に関係なく活躍できる。

デメリット:法的にグレーなケースが多く、法的な線引きが曖昧→自己責任の範囲が広い。

関係する法律:著作権侵害、肖像権侵害など

 

 

難しいですね。

どれもモラルリテラシーに関わる話です。

実例でいくらか学ぶことは出来ますが、全てをカバーできるものではありません。

 

もしも私が子供の頃にネットを自由に使っていたら、何かしらの法律に触れてるでしょう笑

「触らぬ神に祟りなし」

を理解して、ちゃんとリスクヘッジできるだけの慎重さがあれば良いですが、昔の私にそんなものはありませんでしたから。。

 

 

 

 

❏まとめ

子どもとしてはメリットがとても輝いて見えるので、ネットを使いたくなるでしょう。

私にも輝いて見えます。

といいますかそれ以上に、ネットを使ってLINEやゲームやyoutube視聴をしなければ、話題について行けず仲間はずれにされてしまうかもしれないというのは大きな理由にもなります。

 

科学技術の進化によって年代ごとに理解度も大きく異なると思います。

一般的な知識で子どものネット利用について考えるだけでなく、保護者間で子ども同士の関わり方をよく把握する必要があるのではないでしょうか?

 

とても難しい問題ですが、但馬での子どものネット利用が健全かつ有効なものになることを願っています。

あっと但馬にできることがあれば、お気軽にご連絡ください!

 

 

 

 


 

 

❏こぼれ話①「知的財産について」

ウェブ制作などを行なう事業を行なっておりますので、【知的財産権】についてわりと敏感だったりします。

著作権は親告罪(オマージュ作品について被告側が「これアカン」って言えば罪になる可能性がある)なのですが、TPPによって非親告罪化(オマージュ作品を第三者が勝手に「これアカンやろ〜」で公訴を提起できる)されかけているので、なおさらややこしくなりそうで怖いです。

特に日本はサブカルチャーとして二次著作物の文化が浸透しており、暗黙の了解と広い心によって表現の多様さが生まれていたのに、それが壊されてしまいそうな状況にあります。

子どものネット利用に際して話せば、正直「子どもがやったこと」である程度許されるだろう範囲のことなのに、それが一発アウトになる危険性があるので生きづらいなあという感じはあります。

 

❏こぼれ話②「ネットいじめについて」

いじめなどで「ネット上の事案は大人が把握しづらいから難しい」という論調があります。

事実ではあります。そして、ネットを使う以上は防ぎようないのかなと諦めの念も少なからずあります。

 

しかしながら、逆に加害者側に立って諭すこともできるのかなとも思います。

「3つの世界」の項目で「目に見えないものは無い(全てデータとして存在する)」と言いました。つまりこれは全て証拠として残るということ。

近年の事件でも、ネットやアプリ上のデータが証拠となり、心理や行動を読まれて逮捕に至ることが多いです。

さらに、LINEのログやスクリーンショットは簡単に保存できるので、グループの誰かが寝返ればそれもまた簡単に証拠になりうるので密告も可能。

ネットを利用したイジメは加害者としてかなりリスキーだと思うんですよね。

ということで「やるならリアルでこっそりがオススメ」と教えてあげれば、ネット部分に関して少しは回避できるのでは?と考えてみたりします。

 

あくまでも案です。要検討な内容ですが、検討する価値はないでしょうか。

 

 

 


 

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この記事を書いた人

岡坂 遼太おかさか・りょうた/理事長
新温泉町出身、在住。
大学進学で東京へ行き、理系の大学なのになぜかメディアアートや広告を勉強する。卒業後、帰ってきてNPO法人あっと但馬を立ち上げた。
ブログではネット活用をメインにアイデアの種や地域活性化の種をバラまき続けている。
趣味が多い。マウンテンバイクなどのアウトドアから陶磁器集めなどのインドアまで幅広いので、ブログのネタにしたいけど読者に求められていないので控えている。
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