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WiFiシリーズ第三回!

前回はWiFi中級編①〜”WiFi整備”の正体〜 と題し、WiFi整備の重要性とその意味をご説明しました。

 

今回は公衆WiFi環境導入方法の種類をご紹介。

「WiFi環境ってどういう整備手段があるんだろう?」という方は是非ご覧ください。

どんな方がどんなプランで導入すれば良いかご説明します。

4つの方法がありますが、意外と区別して見られていない気がします。

 

※ちなみに次回は「5つの利用方法(ユーザー目線)」でお話しますので、利用者側としての種類を知りたい方はまた次回をお楽しみに。

 

4つの導入方法(オーナー目線)の概要

 

導入方法

導入方法の区分

自前のアクセスポイント(無線ルーター)、レンタルのアクセスポイント、保守管理の必要、ワンタイムチケットの4要素を用いて、上の図に4つの導入方法を示しました。

 

例を挙げながらそれぞれの説明をします。

※また、以下に記載する有料・無料の勘定にプロバイダ料等は含んでおりません。つまり、「公衆無線LAN環境を構築するのにかかる費用」のみで有料・無料を表現し、「元々のインターネット環境にかかっていた費用」は考慮しませんということです。

1.完全自己運営(自前のアクセスポイント&保守管理の必要)

これはすなわち「自分が通信事業者になるようなもの」です。

セキュリティも規模もちゃんとしようと思ったら、大きな金額と知識が必要になりますので現実的でありません。

自治体や小規模事業者での導入実績も少ないようですので、詳しい説明は省きます。

 

 

2.委託運営(自前のアクセスポイント)

既に持っているアクセスポイントに公衆WiFiサービスのルーターを付け加えるものです。

例としては、各キャリアの公衆WiFiサービス(SoftbankWiFi, docomo WiFi, au WiFi spot)、FONFC2WiFi など

基本的には無料で設置できます。ただし、各キャリアのユーザー(docomoと契約してるとか)じゃないとダメだとか、一台だけしかあげないとか条件があります。

また、機能は十分と言えず、安心してずっと使い続けられるという気には正直なれません。

設置のイメージはこんな感じです。

委託運営

 

 

3.レンタル運営(レンタルのアクセスポイント)

これは既存のアクセスポイント関係なしに、公衆WiFiサービスのルーターを新設するものです。

代表的な公衆WiFiサービスであるWiFiスクエアFREESPOTはこのタイプで、専用のルーターをレンタルか購入して新設する必要があります。

また、2でも挙げた各キャリアの公衆WiFiサービス(SoftbankWiFi, docomo WiFi, au WiFi spot)、FONFC2WiFi なども規模の大きなWiFi整備をするときにはレンタル増設する必要があります。

このタイプは基本的に有料ですが、一括や月額制で選べますし、様々な規模のWiFi整備に対応できるため一番ポピュラーです。

無料公衆WiFi界でメジャーなFREESPOTとWiFiスクエアがレンタルor購入必至なんですが、ユーザーのことを考えるとレンタル運営でFREESPOTかWiFiスクエアの導入が最良かなと思います。

これの設置のイメージはこちら。増設できるので来客数というか広さをカバーできます。ホテルのロビーだけじゃなくて客室もってな感じです。

レンタル運営

 

4.ワンタイムプラン(レンタルのアクセスポイント&ワンタイムチケット)

これはWiFiスクエアのサービスの一つ、Wi2 300(ワンタイムチケット)を利用した方法です。

発行されたチケットに書いてあるIDやパスを利用することで決まった時間内でのネット利用ができます。

例:サークルKサンクスで6時間分のチケットを購入→後日WiFiスクエアの電波領域で利用開始→6時間だけ自由にネット使える。

 

日本ではチケット制はWiFiスクエアの上記のプランくらいでしか利用されていないようですが、海外ではわりとメジャーです。

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こんなレジみたいなやつでぽちっとチケットを発行し、その場で利用者がネットを利用できます。

 

唯一チケットを発行できるサークルKサンクスは但馬に無いので、単純な導入はありえませんが、自治体・大企業規模でならこれを応用したものを開発可能です。

KOBE Free WiFiは、神戸市がユーザーの代わりに大量にチケットを買っておき、そのチケットを観光客に無料でプレゼントすることでネットフリーな街をアピールしています。銭湯の入浴券を大量買いして、友達にプレゼントするイメージです。

また、京急はWi-Fi Staffというシステムを開発しました。これは上のチケット発券機のデッカイ版を京急線の駅に設置し、京急線ユーザーは自由にネット使ってくださいね〜とアピールするものです。

 

ワンタイムのイメージはこんな感じ

ワンタイムプラン

 

 

 

まとめ

しっかりやるなら3.レンタル運営でFREESPOTかWiFiスクエアを導入が最も安定するでしょう。妥協するなら2,委託運営でFC2WiFiなど。

 

なによりも重視すべきはユーザーの使いやすさです。

多くの公衆WiFiサービスはユーザーにとって無料で使えるものですが、同時にユーザーアカウント登録を必要とするものがほとんどです。

メジャーなFREESPOTとWiFiスクエアだけ登録ならまだしも、あれもこれも場所によって新たにアカウント登録したくないですよね?

観光客さんが呆れないように、公衆WiFiサービスの統一を図ることも利便性アップのカギだと私は思っています。

 

次回はユーザー目線でお話する5つの利用方法。オーナー視点は今回獲得しましたので、次回の視点を擦り合わせてより良いWiFi整備を考えましょう!

 

この記事を書いた人

岡坂 遼太おかさか・りょうた/理事長
新温泉町出身、在住。
大学進学で東京へ行き、理系の大学なのになぜかメディアアートや広告を勉強する。卒業後、帰ってきてNPO法人あっと但馬を立ち上げた。
ブログではネット活用をメインにアイデアの種や地域活性化の種をバラまき続けている。
趣味が多い。マウンテンバイクなどのアウトドアから陶磁器集めなどのインドアまで幅広いので、ブログのネタにしたいけど読者に求められていないので控えている。
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