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WiFiシリーズ第二回。

前回は「WiFiってなんだぁ?とっても身近な初級編」と題して、WiFiとは何ぞや?の基本的な理解を進めました。

 

今回は、「WiFi整備」という言葉の正体に迫ります。

 

WiFi整備、公衆無線LANの整備、、といった言葉が近年よく言われます。

特に但馬は温泉・旅館やジオパークと、観光地が多いので頻繁に「行政はWiFiの整備を急いでください!」と言われています。

 

実はこの「WiFi整備」は「観光客が無料で使えるネット環境を整備してください」と言っているのです。

 

では、なぜ観光客が無料でネットを使えるようにしなきゃいけないのか。

それは以下のようなデータに基づきます。

wifi整備状況

平成24年度、公衆無線LANの整備状況についての資料(観光庁)元資料.pdf

 

つまり、訪日外国人旅行者が「日本国内の旅行で、無料公衆無線LAN環境が無くて困った」といっているため、整備する必要があるのです。

 

このデータに尽きるのですが、以下にWiFi整備を進めなければならない理由などを列挙します。

 

 

 

 

1.なぜWiFi環境がないと外国人観光客が困るのか

私たちが普段インターネットを使っているのは、docomoなどの携帯電話キャリアの電波を利用しているか、NTTなどのプロバイダから回線を引き利用しているかの2点です。

もしWiFi環境無しで外国人が日本でインターネットを使うとなると、持ち家もないのにプロバイダ契約はありえませんし、国内携帯電話キャリアとの短期契約くらいしかありません。それは結構面倒で高く付いたりします。さらに、もし海外携帯電話キャリアの海外通信サービスを日本で利用するとなると、たった1時間の利用で考えられない請求額が来る可能性があるのです。

これは日本人が海外に旅行に行った時も同様です。日本の携帯電話キャリアの海外通信サービスをヨーロッパなどで使うと、翌月何万円の請求が来ちゃう可能性があるんです。

だから、ちゃんとWiFi整備してあげて、安心してインターネットを使えるようにしておかないと外国人が困っちゃうんです。

 

WiFi整備して外国人さんがネットを使うと、外国人向けの地域情報が閲覧されて旅行の行動範囲が広がりますし、ソーシャルメディア上で食べ物や風景の写真をアップしてくれて宣伝にもなり一石二鳥。

 

2.そもそもなぜ外国人観光客に来てもらいたいのか

いろいろと要因はあります。

端的に言うと、「国内だけでは不十分だから海外のお金を日本に入れる必要がある」ということ。観光に限ったことではありませんが笑

また、クールジャパン戦略で日本を海外にアピールしなければなりませんし、グローバル化で国外との距離が近くなったことも理由に挙げられます。

マネーな話になって、あれなんですが、実際の所外国人観光客は「長期滞在」「行動範囲が広い」「日本を堪能する」という特徴から日本人観光客よりもお金を多く使ってくれるようです。

日本も長らく不況と言われ、生活もカツカツの日本人観光客からお金をいただくよりは、裕福な外国人観光客サマサマなのは間違いないですし、結果的に誘致すべきだと言えます。

 

ちなみに外国人観光客に「WiFi使えますよ!」とアピールする国内共通のロゴも発表されました。そのくらい真面目に外人さんを欲してます。

japan. Free WiFi ロゴ

 

 

 

3.逆に海外はWiFi整備できてるの?

できています。日本の何倍かは知らないですけど

そもそも日本と海外ではケータイ事情が異なりまして、日本では街中や地下はもちろん山に入ってもキャリアの電波が入ります。よくCMで電波受信率98%!!とか言ってますよね。さらに、ほとんどの国民がキャリアのケータイを持ってるくらい普及してます。

でも海外の携帯電波はそこまでしっかりカバーしてません。だからその分、各店舗が無料WiFiを整備して、集客に役立てています。「うちなら快適にネットできるよ!」っていう売り方です。

そういった環境の違いもあって、海外では空港やホテルはもちろん、カフェや公園でも無料のWiFi環境がわりとあります。もちろん有料のWiFiもいっぱいあります。

そんな海外で過ごしているからこそ、日本の整備不十分に困ってしまうのです。

 

 

4.WiFi整備して得するんかいな

外国人観光客は間違いなく「無料でWiFi使えるエリア・店」を贔屓します。探しています。

整備すればWiFiを求めるお客さんが増えることは間違いないですが、それで得するまで行くかは事業形態や店を構える地域のポテンシャルに依ります。

WiFi整備にも無料のものから立派な値段のするものもありますので、一概に絶対導入すべきとは言えません。

しかし、地域のインバウンド(外国人観光客誘致)の力を底上げしたいのなら導入すべきでしょう。

 

逆に、「外国人に来店されても困るわ〜」という方はWiFi整備しないことで来客可能性を下げられるかもしれませんね

 

 

5.実は日本人にも嬉しい

外国人外国人と言い続けて来ましたが、実は日本人にも嬉しいです。特にビジネスマン

前回の”オマケ”で、テザリング機能でスマホの電波をパソコンなどにも適用できると伝えました。

しかし今のスマホは通信量制限というものがありまして、あんまりたくさん電波を使っていると「使いつぎ!」とキャリアに言われてスッゴ〜ク遅くされたりするんです。

だから、スマホの電波を使い放題でパソコンできるわけではない。

そこで、WiFi環境です。もしカフェやホテルでWiFiが使えたら、パソコンを出して優雅なブラウジングを楽しめます

外でも自由に仕事ができる訳です。これは便利!

 

ただし、小学生がオンラインゲームをやりに来る可能性もあるので、運用の仕方は考えなくてはなりません。

 

 

6.WiFi整備って何すればいいの?

WiFi整備とは「無料でネットを使える公衆無線LAN環境を整備」して「外国人観光客に満足する旅行をしてもらおう」ということでしたね。

結局、WiFi整備をするには、WiFiを飛ばす無線ルーター(アクセスポイント)を設置するしかないのです。

とはいえ、既に事業所で使っているWiFiのパスワードを公開して使ってもらうわけにはいきません。セキュリティ上あぶないです。

そこで公共の無線ルーターの導入にはいくつかのやり方が用意されていますので、それは次回ご説明します。

 

 

 

まとめ

日本はWiFi整備していないから、外国人観光客が日本観光に満足しきれていない!

WiFi整備はインバウンドをしっかりやるために必要なインフラ整備。

 

次回は導入方法について詳しくご説明します。

 

 

 


 

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この記事を書いた人

岡坂 遼太おかさか・りょうた/理事長
新温泉町出身、在住。
大学進学で東京へ行き、理系の大学なのになぜかメディアアートや広告を勉強する。卒業後、帰ってきてNPO法人あっと但馬を立ち上げた。
ブログではネット活用をメインにアイデアの種や地域活性化の種をバラまき続けている。
趣味が多い。マウンテンバイクなどのアウトドアから陶磁器集めなどのインドアまで幅広いので、ブログのネタにしたいけど読者に求められていないので控えている。
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